日本と世界にとってますます重要性を増す中国。この国は今後どこへ向かうのか。それは日本と世界にどんな影響をもたらすのか。MPI中国研究会「China Next」では、経済、ビジネス、政治、安全保障など多様な観点から中国の動向を眺め、その先行きとそれがもたらすインパクトについて考えます。
第9回MPI中国研究会では、新日本科学において、中国人3世というバックグラウンドを活かしながら、日中の架け橋としてご活躍中の廣田氏をお招きし、「中国・事業立ち上げの最前線から」というテーマでご講演をいただきつつ、会場の皆さんとディスカッションを深めていきたいと思います。廣田氏が過去に関わられたビジネス立ち上げの秘話、そして、現在の会社での中国ビジネスにおけるライセンスの重要性、政府との関わりなどをマーケティングの視点、中国人との関わりなどを交えて、お話していただく予定です。
6月26日、第7回China Next(中国研究会)「中国人インベストメントバンカーからみた日本」を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京、代々木)にて開催いたしました。
講師は、中国人ゲストとなる大和証券キャピタル・マーケッツ(旧:大和証券SMBC)の卓華氏。日本に興味を抱いて来日した経緯を始め、中国人インベストバンカーから見た、日本やアジアのマーケットや企業文化などについて、ユーモアも交えてお話しいただきました。
日本企業にとってますます重要性を増している中国市場。しかしそこでビジネスを展開するのは容易なことではありません。多発するストライキ、不良債権問題や資金回収の難しさ、めまぐるしく変更される規制、政府・役人の汚職、海賊版商品の氾濫など、数多くの不安材料に、日本企業はどう対応していけばよいのでしょうか。
第8回MPI中国研究会では、智摩莱商務諮詞(上海)有限公司 (Global Management Laboratory (Shanghai) )の副総経理として、日本企業の中国進出支援やコンサルティングなどで活躍中の江口征男氏をお招きし、「日本人の知らない中国ビジネスの常識」というテーマでご講演をいただきます。中国ビジネスにおけるさまざまなリスクへの対処法から、競争が激化する中国市場の攻略法まで、日本とは異なる「常識」への理解を深めることで、成功のカギが見えてきます。
■主催:特定非営利活動法人MPI
■日時:2010年8月8日(日)10:00~12:00
■参加料:500円(会場代)
■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟307号室
■参加ご希望の方
以下の専用フォームからお申し込みください。
http://tinyurl.com/23fgnpu
■講師:江口征男氏
智摩莱商務諮詞(上海)有限公司 (GML上海)副総経理。1994年 アクセンチュア入社、2002年Tuck School of Business(Dartmouth)MBA取得、ブーズ・アンド・カンパニー株式会社、株式会社ナルミヤ・インターナショナル企画室長を経て現職。ダイヤモンドオンラインにて、「日本人の知らないリアル中国ビジネス」連載中(http://diamond.jp/category/s-real_china)。
■内容
・プロフィール紹介
・日本の常識が通じる時代から、中国の常識に対応する時代へ
・中国ビジネスで落とし穴にはまらないための常識
・中国人従業員に関する落とし穴:ストライキ、問題従業員の解雇
・中国人顧客に関する落とし穴:不良債権
・政府・役人に関する落とし穴
・サプライヤーに関する落とし穴
・流通チャネルに関する落とし穴
・中国人に商品・サービスを買ってもらうための常識
・中国市場はそれほど甘くない
・面子品でなくてもブランドが重要
・日本商品のターゲットになりやすいのは
・質疑応答・ディスカッション
日本と世界にとってますます重要性を増す中国。この国は今後どこへ向かうのか。2009年11月からスタートしたMPIのシリーズ勉強会「China Next」では、経済、ビジネス、政治、安全保障、文化交流など多様な観点から中国の動向を眺め、その先行きとインパクトについて考えます。
第7回目となる今回は、中国人ゲストとなる大和証券キャピタル・マーケッツ(旧:大和証券SMBC)の卓華氏をお招きし、日本に興味を抱いて来日した経緯を始め、現在取り組んでおられる海外機関投資家向けのセールス業務について、アジアの中で日本の投資銀行がとるべき投資戦略などを、ご自身の経験を踏まえてお話いただきます。(使用言語:主に英語)
投資銀行業務に興味のある学生や、日本人だけでは気づかない、中国の方の見方に関心のある方にとって必見の内容となっております。日本で活躍されている若手中国人の方と交流できる大変貴重な機会となっておりますので、どうぞ奮ってご参加ください。
■主催:特定非営利活動法人MPI
■日時:2010年6月26日(土)19:00~21:00
※終了後、有志による懇親会を開催。
■参加料:勉強会は500円(会場代)、懇親会は実費。
■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
国際交流棟 第2ミーティングルーム
※http://nyc.niye.go.jp/
※懇親会は会場近くで開催予定です。
■参加申し込みはこちらからお願いします
http://tinyurl.com/2b7kv94
■講師プロフィール:卓華(Jack ZHUO)氏
大和証券キャピタル・マーケッツ(旧:大和証券SMBC)
グローバルエクイティセールス部
中国重慶市出身。天津財経大卒、上海復旦大学経済学研究科修了。
在学中に、交換留学生として北海道大学経済学研究科に在籍し、
戦略コンサルタント会社でのインターンを経験。
大学卒業後、日系投資銀行の大和証券キャピタル・マーケッツに入社。
現在は海外機関投資家向けの日本株セールス業務に従事。
アジア諸国全体の株を扱うハイブリッドセールスの展開を目指している。
中国語、英語、日本語が堪能。
■Speech Contents(使用言語:主に英語)
・Personal experiences
- Who am I?
- How I ended up in Japan?
・Work experience with Daiwa Capital Markets.
- How I ended up in Daiwa? What do I do?
- Japanese corporate culture in my eye
- How do Chinese investors position Japan equity market?
- Business opportunities of Japanese securities houses in Asia
- What is needed to [...]
5月30日、MPI中国研究会「China Next」第6回「今、中国経済をどう見るか――日本の中小企業はどのように進出すべきか」を東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催いたしました。
講師は日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 地域研究センター東アジア研究グループ研究員の丁可氏。南京大学卒業後に来日、名古屋大学大学院で博士号を取得(専攻は中小企業論)され、2005年にアジア経済研究所入所、研究交流課を経て現職でご活躍されています。
丁可氏には、「新興市場としての中国」、「中国中小企業の市場開拓」、「日本の中小企業はどのように進出すべきか」の三つのトピックについて、現場感に富んだお話をしていただきました。
グローバル経済の大きな構造変化の中、日本企業も相次いで新興国市場へと乗り出しており、新たな市場開拓が急務となっていることは中小企業も変わりません。なかでも注目を集める中国市場ですが、その特徴として丁可氏は、
・階層性(所得階層の幅が広く、ローエンドからハイエンドまで多様な市場がある)
・流動性(企業間関係がつねに変化しており、安定的な関係が築かれにくい)
・開放性(経営資源を外部から積極的に導入する傾向が強い)
の3点をあげられました。自らはマーケティングに注力しものづくりのコア経営資源を外部に依存する「空心化」や「垂直分裂」の傾向は、高度技術を強みとする日本企業に大きなチャンスをもたらしているようです。
中国の中小企業の事業展開において興味深い点の一つが、多種多様な企業が集積して市場プラットフォームを築く傾向です。集積することで日本の商社のような機能が生まれており、ここをハブとしてさまざまな取引関係が生まれています。こうした「商城」(市場ネットワーク)の形成は近年顕著に進展している中国企業のアフリカ進出においても見られるとのこと。
日本企業にとっては、知的財産保護や代金回収の困難さなど新興市場ならではの問題が参入のハードルともなっていますが、製品・技術の優位性をより積極的にアピールすることで強い立場をとり、地場ネットワークに食い込んでうまく活用していかなければならないと丁可氏は述べられました。
中国に進出している日本企業の製品販売先は現状7割が日本本社や現地の日系企業向けであり、いまだ多くの日本企業は中国を「生産拠点」としてのみ捉える傾向があるというご指摘もありました。「市場」としての中国で成果をあげていくためには、日本ブランドをより強く発信することに加えて、現地の企業により深く関わっていく姿勢が求められるようです。
質疑応答でも多数の質問・意見交換がなされ、非常に盛り上がった研究会となりました。講師および参加者の皆様にお礼申し上げます。
※講師・丁可氏のご厚意により当日使用した資料をご覧いただけます。
「今、中国経済をどう見るか――日本の中小企業はどのように進出すべきか」(PDF, 1.64MB)
4月25日、第5回China Next(中国研究会)「中国の生命保険ビジネス」を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京、代々木)にて開催いたしました。
講師は、ネット生保のマーケティング部長代行を務める傍ら、MPIの理事でもある松岡洋平氏。戦略コンサルタントとしての豊富な経験とデータに裏打ちされたプレゼンテーションに、会場からは「ユニークな視点かつ非常にわかりやすかった」「全体のストーリーとそれを支える情報量に圧倒された」などの声が上がりました。
3月22日、MPIでは、第4回China Next(中国研究会)「日本からみた中国、中国からみた日本」を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京、代々木)にて開催いたしました。
講師は国際交流基金にてアジアとの知的交流・文化交流推進を担当している丁寧氏。シリーズ初の中国人講師をお招きしたということもあり、ディスカッションは、非常に知的刺激に溢れたものとなりました。
◆MPI中国研究会【China Next】◆
第4回「日本からみた中国、中国からみた日本」
日本と世界にとってますます重要性を増す中国。この国は今後どこへ向かうのか。2009年11月からスタートしたMPIシリーズ勉強会「China Next」では、経済、ビジネス、政治、安全保障、文化交流など多様な観点から中国の動向を眺め、その先行きとインパクトについて考えます。
第4回目の今回は、初の中国人ゲストとなる丁寧氏をお招きし、中国と日本の将来、お互いの国の強みと弱み、パーセプションの違いなどについて、考えを深めていければと思います。日本人だけでは気づかない、中国の方の見方に関心のある方にとって必見の内容、また大変貴重な機会となっておりますので、どうぞ奮ってご参加ください(使用言語:日本語)。
■日時:2010年3月22日(月・祝)10:00~12:00
※終了後、有志によるランチ懇親会を開催。
■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター 【詳細な部屋番号は、決まり次第、お申込みいただいた方にご連絡します】
※http://nyc.niye.go.jp/
2月21日、MPI中国研究会第3回「中国ビジネス、現場からの報告」を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京、代々木)にて開催いたしました。
講師は総合商社に勤務する中山竜一氏。中国の大学への留学と事業拠点での研修を経て、中国との硫黄売買ビジネスに従事しています。
硫黄といえば温泉が思い浮かびますが、肥料、タイヤ、衣料品などの原料になる物質です。昔は鉱山から採掘されていましたが、現在は石油の精製過程で発生する副産物として採取されています。ガソリンを燃やすとSOxガスというのが出て酸性雨の原因になる、という話を聞いたことがある人は多いと思いますが、あのSOxのSが硫黄。環境負荷を減らすためSを抽出するのだそうです。
日本は原油輸入大国であるため、精製所で多くの硫黄が生産され、海外に輸出されています。その最大の輸出先(なんと90%)が中国というわけです。農業大国でもある中国の硫黄需要は莫大なのだそうです。
驚愕したのがここ十数年の硫黄価格の推移。北京五輪後、資源バブル崩壊後のタイミングと同時に起こったバイオエタノールのブームによって数十倍にまで急騰しました。バイオエタノールの原料はトウモロコシなので肥料需要が急増したことによるもの。このとき中国では硫黄取引の投機家が無数に現れ、中山氏の会社にも買い注文が殺到したそうです。
この事態に対し、中国政府は国内の農家保護のため輸出関税を110%も課すという大胆な政策を機敏に実行。そのため程なく価格は急落し、もとの水準に戻ったのだとか。中国市場のダイナミズムを感じるエピソードでした。
その他、中国人との交渉の話や、現地企業の人材の傾向など、興味深い話が多々ありました。なお、中国人が最近しばしば使う言葉に、次の意味の言葉があるそうです。
「一人の中国人は竜だが、一人の日本人は虫だ。三人の中国人は虫だが、三人の日本人は竜だ」
単独だと中国人は日本人よりずっと強力だが、チームプレーとなると日本人にはかなわない、と言われるのだとか。あまりステレオタイプな見方をしてはいけませんが、中国人の中にはチームプレーへの課題認識が強まりつつあるようだ、とのお話でした。
中国ビジネスの現場の葛藤やおもしろさを感じたひと時でした。中山様、参加者の皆様、ありがとうございました。
◆MPI中国研究会【China Next】◆
第3回「中国ビジネス、現場からの報告」
日本と世界にとってますます重要性を増す中国。この国は今後どこへ向かうのか。
2009年11月からスタートしたMPIシリーズ勉強会「China Next」では、経済、
ビジネス、政治、安全保障など多様な観点から中国の動向を眺め、その先行きと
インパクトについて考えます。
第3回目の今回は、中国への留学を経て総合商社で対中国ビジネスに従事している
中山竜一氏をお招きし、硫黄売買ビジネスの現場の経験から見えてきた中国企業の
特徴、対中国ビジネスにおける教訓や今後の展望についてお話しいただきます。
中国ビジネスに関心のある方にとって必見の内容となっておりますので、どうぞ
奮ってご参加ください。
■主催:特定非営利活動法人MPI
■日時:2010年2月21日(日)18:30~20:30
※その後懇親会を開催。勉強会は無料、懇親会は実費を徴収。
■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター ★センター棟小研3A★
※http://nyc.niye.go.jp/
※懇親会は会場近くで開催予定です
■参加ご希望の方
お名前(ご所属)・懇親会参加希望の有無を添えて下記宛ご連絡ください。
info@mpi-net.org (担当:高野)
■講師プロフィール:中山竜一 氏
2004年3月に九州大学法学部を卒業、同年4月に総合商社に入社。
化学品会計部所属の後2006年7月に中国(広州)中山大学に留学、
青島の事業拠点での実務研修を経て、2008年7月から化学品本部
資源素材事業部硫黄硫酸室に所属、現在に至る。
■コンテンツ
・講師キャリア紹介(広州での語学留学、青島での実務研修含む)
・硫黄売買ビジネスとは
・硫黄売買における中国の位置付け
・硫黄売買から見えてきた中国企業の特徴
・中国ビジネスにおける教訓
・今後の展望