
MPIでは、浪江町社会福祉協議会等のご協力を得て、福島大学と共同で12/3-4日にかけて福島市(笹谷/佐原)・二本松市(安達)の仮設住宅に東京大学・早稲田大学・東京理科大の学生らによる家庭教師ボランティアを派遣しました。2日間で40名近い生徒さんにご参加いただきました。

1.概要
日時:12月3日(土)13:30~17:30
12月4日(日)9:30~14:30
場所:(3日) 笹谷東仮設住宅東集会所、西集会所
安達運動場仮設住宅集会所B、デイケアセンター
(4日) 佐原仮設住宅談話室
参加者:<教師>学生16名、社会人1名
+福島大学 人間発達文化学類ボランティアメンバー
<生徒>3日:(笹谷東) 12名(未就学1名、小学生7名、中学生4名)
(安達) 11名(小学生4名、中学生7名)
4日:(佐原) 11名(未就学3名、小学生6名、中学生2名)
活動概要:高校受験指導、授業の復習や遅れの部分のフォロー、学習計画作成、遊び
2.学習指導状況
3日:(笹谷東) 中学生の学習指導は最初に、志望校と現時点での5教科の点数を確認し、今後の勉強方法やスケジュールなどの指導を実施した。また中学1年生の生徒で転校の影響によって、日本史の縄文・弥生時代を教えてもらっていないとのことだったので学習を実施した。
遊びについては、風船や粘土作成遊びなどを実施した。
(安達) 学習支援としては主に宿題と授業の復習を実施した。数学の苦手な生徒には基礎からの指導を実施した。においていかに集中力を持続させるかが課題となっている。遊びにおいては、福島大生が中心となって粘土や風船などを実施した。
4日:(佐原)小学生には宿題の手伝いや教材による自主学習の手伝いを主に実施した。中学生には英語の基礎を対話しながら教えた。午後からは、小学生と公園に行き、遊具などで一緒に遊んだ。

3.参加ボランティア教師の声
・一芸のある学生を現地に送るのも一案
・生徒の学習意欲が高かったのでやりやすかった
・推薦の方の対策をしてくれる人がいないため、面接・小論文の対策ができればいいと思う
・被災地の方が笑顔になっていて、音楽の力を感じた。MPIでも家庭教師以外でも、神戸の歌など被災地の人と歌を歌ったりと言った多様な活動を取り入れたい
・参加した児童もボランティア教師もともに学んでいた姿が印象的だった
・子どもたちは将来自分がなりたい姿はあるが、可能性が低いから冷めたように考えてしまうという悩み
・現地で当事者として動いている方々の熱意を感じることができた。距離が離れると熱意が薄まってしまうので、首都圏の人々に現場を知ってほしい。同時に、子供たちに外の世界を知ってもらう意義は大きい
・勉強を教えてほしい以外の見えにくいニーズ。親や友達に聞いてもらえない話を聞いてもらえる関係
・勉強に留まることなく、大学生の体験や想い、考えを子どもたちに伝えていくことで、
子供の視野を広げてあげることができる
MPIでは、こうした教育支援に対する被災地の強いニーズを受け、2012年入り後も活動を行う予定です。また12月17日に福島大学うつくしまふくしま未来支援センターが主催で実施するクリスマスパーティーへも参加します。
また、浪江町のみならず、12月10日にいわき市にある楢葉町の仮設住宅で同様の活動を開始しました(プレスリリースはこちら)。



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