6月26日、第7回China Next(中国研究会)「中国人インベストメントバンカーからみた日本」を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京、代々木)にて開催いたしました。
講師は、中国人ゲストとなる大和証券キャピタル・マーケッツ(旧:大和証券SMBC)の卓華氏。日本に興味を抱いて来日した経緯を始め、中国人インベストバンカーから見た、日本やアジアのマーケットや企業文化などについて、ユーモアも交えてお話しいただきました。

卓華氏が留学先として日本の大学を選び、また就職先としても日本企業を選んだ理由として、「世界の経済成長の牽引役であるアジアにおいて、日本は重要性の高い国であり、日本経済はこれから縮小していったとしても、アジアの中で日本が担う重要な役割に変わりはない、だから、日本語を学び、日本で働きたいと思った」
と話の中で何度も繰り返していたのが印象的でした。
また、日本の投資銀行が持つ大きな強みは、成長が見込まれるアジア諸国とのコネクションがある点であり、アジア諸国全体に投資していくハイブリット投資の重要性についても強調されました。
報酬という点においては、日系の投資銀行は外資よりも劣ったとしても、それでも日系投資銀行でアジアへの投資について勉強できることの将来的な価値は大きく、日系の投資銀行をファーストキャリアとして選ぶのは、良い選択だとおっしゃいました。
将来的には、ファンドマネージャーになって大金を稼ぎ、会社員という”slave”の状態から解放されて”Financial Free”を獲得したいと夢を語り、またたくまに英語と日本語をマスターしてしまった、卓華氏の努力には、目を見張るものがあり、改めて、中国人留学生のハングリー精神に敬服させられました。
卓華氏のように、日本に関心を持ち、魅力を感じ、日本で学び、働きたいと考える人々がアジアにはいると知って嬉しく思い、そういう人々を大切にし、相互理解の関係を深めていくことは、今後、日本がアジア諸国と協調していくにあたり、外交的にも大きな意義を持つと感じました。
今回は、英語での講演でしたが、様々な業界の社会人や学生など20名弱の方にご参加いただき、インターナショナルな雰囲気の中、Q&Aセッションも大変盛り上がりました。
次回は8/8日(日)に、智摩莱商務諮詞(上海)有限公司の副総経理として、日本企業の中国進出支援・コンサルティングなどで活躍中の江口征男氏をお招きし、「日本人の知らない中国ビジネスの常識」というテーマでご講演をいただきます。
みなさま奮ってご参加ください( http://tinyurl.com/23fgnpu からお申し込みください)!


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