今回インタビューさせていただいたのは求人広告業界で働くTさんです。『人事の強い味方』として、人事が抱える採用の問題を分析し改善させ、特に新卒求職者と企業の求人をマッチングさせることを仕事としています。さまざまな企業の人事を駆け回り体力的に大変な仕事を、女性でありながらも頑張るTさんに、学生時代の話、仕事に懸ける思いを聞きました。
学生時代に頑張ったことはなんですか?
頑張ったこととは少し異なりますが、積極的に海外に行っていました。特にメキシコへ1ヶ月旅行に4度行きました。なぜかといいますと、大学が国際関係学部だったというのもありますが、高校時代にメキシコ留学をしていたので、メキシコに友人がいたというのが大きな理由です。一人で日本を旅立ち、メキシコで友人と待ち合わせをして、友人の家にホームステイさせてもらいました。ホームステイでの生活は、平日はスペイン語の勉強を中心に、テレビを見たり、ジムに行ったり、週末は友人とビーチに遊びに出かけたりしていました。海外に行くことを軸とした学生生活を送っていました。
その活動で学んだことは何ですか?
日本とは違う世界を見ることができたのは私にとって貴重な経験となりました。特に、初めてメキシコに行ったその日の夜、レストランの外の路上で家族が人形を作って売っていたり、赤信号で車が止まるたびに、小さい子供が車の窓を拭いてお金を要求したり、日本では見られないことで、大きな衝撃を受けました。日本に生まれた自分が、どれほど豊かに暮らしていたのかを考えさせられました。今、世界では5人に1人が食べることが出来ず死んでいます。1日にすると3万人以上の人が飢餓で命を落としているという地球上の現実の中で、私に出来ることが何か出来たらいいなと思いました。ここでの経験は、私の人生観に大きな影響を与えたと思います。
就職活動の軸は何でしたか?
私の就職活動の軸は、「営業ができる仕事」でした。私には6つ上の兄がいて、兄は不動産業界で営業の仕事をしていました。その兄が、「営業ができれば、どこでも働ける。」と私に話してくれたのがきっかけになっていると思います。
これに加えて、私の尊敬する緒方貞子さん(日本人および女性として初の国連難民高等弁務官)から学び、私は女性の人生は4つのステージに分かれると考えています。4つのステージとは①『独身から結婚まで』②『結婚から子供が生まれるまで』③『子供が生まれてから自立するまで』④『子供が自立してから』です。
営業はビジネスの基本。私は、どのステージでも働ける力(営業力)が欲しかったのです。
また、学生時代に経験したベンチャー企業のインターンシップで「君は営業に向いているね!」と言われて自信がついたというのも、営業職を志望する決定打になったと思います。
現在の会社に決めた理由
営業の仕事ができるというのが大きな理由でした。顧客の新規開拓の営業の仕事、一人前に早くなれるというのが大きな理由です。営業という軸で、他にも不動産、IT、化粧品メーカー、ベンチャー企業なども受けましたが、社風、社員、仕事内容などをトータルで考えて決めました。私の会社は、求人広告会社で唯一、理念とサイトポリシーを持っています。社員の方々は、選考中私のことを本当に知ろうとしてくれたと感じました。仕事内容は、どの会社にもいる「人事」の方をサポートするコンサルティング営業でとても創造的だと感じましたし、様々な業界、企業を見て回れるというのがありました。これらのことを魅力に感じ、この会社に決めました。
現在の仕事内容を教えてください
新卒採用を行っている企業に対してコンサルティング営業をしています。仕事の内容は、わかりやすく言えば『人事の強い味方』です。会社に訪問し、現在の新卒採用活動における現状(不満や悩み)を聞いて、どのようにしたらその会社が欲しい学生を採用できるのかを提案をします。営業の仕事は、クライアント企業の要求にできる限り応えることが求められる大変な仕事ではありますが、クライアント企業の採用が上手くいった時には、お客様と一緒になって喜べる、大変やりがいのある仕事だと感じています。
将来のビジョンを教えてください
最低でも3年間は今の会社で働き、受けた恩を返したいと考えています。その後は、夢につながる転職をしようと思います。夢は、先程学生時代の経験でもお話しましたが、世界の中で助けを待っている人たちの力になれることです。大学時代に、将来国連で働こうと考えた時期もありました。しかし今は、政府を通した大きな規模の仕事ではなく、生死の境で助けを必要としている人々を、直接助けられたらと思っています。自分にできることを精一杯やって生きていきたいと、私は強く思っています。