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特定非営利活動法人MPI (2004年内閣府認証取得) |
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About MPI創立から4年間のMPIを振り返る:二村毅(元MPI京都事務局長)2003年、創立から4年を経たMPI。メンバー5人で始まった勉強会は今、会員総数100余名、全国に3つの拠点を持つ組織へと変貌を遂げ、さらなる発展を目指しています。MPIはどのように発展してきたのか。現在までに至るMPIの「歴史」を、MPIの創立者の一人であり、初代事務局長であった二村毅が語ります。 無限の可能性を信じて―創立から4年、MPIの歴史を振り返る ■「政策勉強会」の誕生とその背景 そもそも、かかる5名が政策勉強会の立ち上げを思い立った背景には、グローバリゼーションが象徴するような外的な環境の急激な変化があった。国家や社会、そして個人のあるべき姿が大きく質的な変化を遂げる中で、将来の有為な人財を輩出すべき大学が、時代に適合した教育を施せないでいる状況に、あるものは失望し、あるものはその補完を目指して、知識をインプットすることではなく、インプットした知識を使って新しい政策案を構築するトレーニングに重きをおいた自主ゼミナールを設立することとなったのである。 当時、京都北白川にあった平山の家のキッチンで、1999年4月17日、今ではすでに30回を超える回数が開催されるフォーラムの記念すべき第1回が、5名によって厳かに始められた。これまで日本の論壇ではタブーとされてきた「自衛隊」の議論を、日本の安全保障の観点から検討したものであった。 詳細についてはMPIのホームページに譲るとして、この以後第2回の「教育」(1999年5月)から、第8回「女性の社会進出」(2000年3月)まで、政策勉強会では、まさに「政策を立案すること」に重きをおき、基本概念から財政的な裏づけまでを検討した精緻な報告書を作成することを追求してきた。もっとも、この頃にはまだ組織らしい組織はなく、まさに学生の自主ゼミナールであった。 ■自主ゼミから組織への分水嶺 だが、我々のやってきたことはより多くの仲間と共有するにふさわしいものであるという点で双方は一致し、後に第2代代表となる山崎貴弘(当時京都大学法学部3回生)をはじめとした第2世代を新たなメンバーとして迎えることとなった。 この時期、すなわち第9回「首相公選制を前提に内閣総理大臣選挙」(2000年4月)から第11回「財政再建 ―あなたの考える600兆円の借金と予算配分」(2000年6月)までに至る活動は、単なる政策案の立案と発表にとどまらず、一般の参加者による評価を加える試みがなされた点で、今日の定例フォーラムの原型を生み出したと言える。また、新しく入った人たちと組織としてどのように理念を共有するのか、という点が拡大路線を歩み始めたこの時期の主要なテーマであった。 ■MPI京都の設立 また、この時期は、外部の有識者や団体との交流が始まった時期でもある。第12回「ケーススタディ・京都市活性化」から、ほとんどの定例フォーラムには政治や行政、企業、NPOといったところで活躍されている社会人を来賓として招聘することが多くなった。これは活動の質をお手盛りの評価にとどめないための施策であり、今日まで受け継がれている。それ以外にも、分科会(比較的小規模な、自主ゼミの形式の勉強会)や外部との共同企画(インターンシップや政策コンテスト)、合宿など、今日の活動の原型がこの時期と山崎第2代代表の下で形成された。 以後、山崎第2代代表、秀村淳一第3代代表を経て、松尾尚洋第4代代表の代へとMPI京都は受け継がれて今日に至っている。定例フォーラムは2003年6月で37回を数えることとなった。 ■MPI福岡の設立 MPI福岡の活動は、その設立の経緯から当初はMPI京都の活動を参考にしたものが多かった。しかしながら、大佐古・高野を中心としたメンバーは不断の努力を重ねた結果、現在ではMPI京都と遜色ない、あるいはそれを凌ぐ勢いと能力をもった団体に成長している。とりわけ、より積極的に活動を世に問うていこうとする姿勢が、MPI京都と違った特徴を与えている。 MPI福岡は、第1世代から重冨勝紀第2代代表の代へと受け継がれ、今日に至る。今年6月で15回を迎える定例フォーラムの他、分科会、外部との連携によるビジネスプランコンテストなどを行ってきている。 ■MPI東京の設立と今後の展開 今後は、OB・OG会としての内輪の集団という状態を名実共に脱して外部との関係を広げ、個々が社会人としての自己研鑽を図りながら、MPIのビジョンをまさに実社会の中で追求していく、質的にも量的にも充実した組織を目指していく予定である。 以上、4年間の歴史を振り返ったが、それは無論、まだ開かれたばかりの歴史である。学生時代にMPIで養った基礎的な能力や、育んだ志や夢を、社会人として追求していくメンバーがいて、一方で新たにMPIに入ってくる若い学生たちがいる。これからもMPIは飽くなき発展を続けていくであろう。そしてそのことは、MPIという類稀な団体が無限の可能性を持っていることを、改めて我々に教えるのである。 ※この記事は2003年8月発行のMPI機関誌『New Beginning』創刊準備号に掲載(肩書き等は当時)。 date: 2003.09.03 |
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